「スクランブルな交差点で…”CRIATIVE CITY”」 フォトウェディング@渋谷(福島様 and 野津様) 8月5日
お久しぶりです。
前回の更新から随分時間があいてしまいました。。。
ハワイ帰国後に複数イベントが立て込んでいたり、秋から仕掛けるプロモーションの打ち合わせをしていたり、
8月は高知や三重、スペインで撮影してきたりで、まとまった時間がなかった…
と、決して意気消沈していたわけではなく、寧ろ活発な活動の結果、更新があいてしました。
「まとめて更新!」
という考えが甘いですね(笑。
さて、表題の件ですが、
8月初旬にフォトウェディングのお仕事をさせて頂きました。
ご依頼者はフリーでヘアメイクやスタイリストだけでなく、
フォトウェディングのプランニング&ディレクションの事業を展開されている竹本 実加 様。
7月中旬よりコンセプトシートやフォトイメージを密にコミュニケーションをとり
詰めに詰めたプランニングとなりました。
その甲斐あって、お客様には大満足いただけたようです。
因みに、今回のお客様のご要望がどういったものかというと…
① 新婦様がステンドグラスのクリエイターさんということで、ステンドグラスに囲まれた写真が撮りたい。
② 2人の思い出の地である渋谷をロケーションに撮影したい。
というものでした。
なんて素敵なご要望なんでしょう♪
ということで、今回も全力で力んで撮影させて頂きました。
ではでは、今回撮影した写真の一部をご紹介させて頂きます。
まずはドレスの撮影から。
お二人のご自宅にお伺いし、そこから撮影がスタートしたわけですが、
準備が終わるまでに少し時間がかかります。
なので、その間に今回のプランで、主役を引き立たせるドレスとステンドグラスを撮影しました。
ステンドグラスを撮影するには、まず室内を暗くする必要があります。
なので、写真左側すぐが窓ガラスだったんですが、あり物で光を遮断。
そうするとドレスが沈むので、モノブロックで起こしました。
光が強すぎるとステンドグラスの色味が失われてしまうので、その微調整に苦労しました。
この全てが手作りだっていうんだから凄いですよね〜
こういう色物を撮る時は写真のモードを「風景」等の彩度の強い設定にすると色が綺麗に出ます。
(この写真はあえて、彩度を落として逆にムード重視ですが)
いよいよ、お二人の準備が完了して、撮影開始!
この写真のポイントは2人の向きです。
通常、カップル撮影の場合、同じ方向を向いているか、向き合っている方が仲良く見えます。
ですが、このお二人の場合、両者クリエイター基質ということもあって独特な雰囲気がありました。
なので、あえて2人を外側に向けることで、世界観や印象を上手くまとめられました。
上記の応用で、二人とも向き合ってるんだけど、カメラ目線を外してもらうとかも!
もちろん、2人がよりそう写真も撮りましたよ(笑)
(でも、ただ寄り添うのではなく、新婦さんのこの手があるだけで、ちょっと違った雰囲気になります。)
因みに手前のステンドグラスはアシスタントさんが頑張って持ってくれてます。
意外とこういう人工的な雰囲気作りも写真の中で隠されてたりします^^
さてさて、場所を移して渋谷へ!
まずは暗くなる前のスクランブル交差点で撮影。
青いフィルターを使って、ちょっと雰囲気を変えてみたり…
モノブロックにハニカムを付けて、スポットライト的に撮ったり…
逆光作ったり…
と、何気ここは私自身も楽しみながら撮りました。
(ジーンズ羽織ってるのは、今回のコンセプトの少し”崩す”という意図です)
渋谷もこうやって撮って回ってみると画になる場所が沢山ありました。
ただ、都内での撮影の場合、気をつけないといけないのは、人通りです。
公道での撮影の場合、「通行者の邪魔をしない」というのが条件です。(警察署で確認済み)
また、ストロボを使う場合は、「車両運転の妨げにならない」という条件がつきます。
もちろんお仕事なので「お二人の思い出に残る写真」というのは忘れていませんが、
この辺りから…私…遊び始めました(笑。
そして、遊びすぎて、色々連れ回した結果…
アシスタントさんが持ってくれていた台車が悲鳴を上げました。
写真には映ってませんが、この脇で、運んでいた機材がぶち撒けられてます(笑。
因みに二人もこの撮影を楽しむ気が満々で、今回のオーダーの中に、
「想い出の富士そばで撮影したい!」
という要望を頂きました。
ドレスとタキシードで富士そば(笑。
そして、撮影の為に入ったのですが、ちゃっかり一杯平らげるという(笑。
撮影協力頂いた富士そばのご担当者様ありがとうございました。
ここは渋谷の裏通りで、レコードショップとかがあった場所だそうです。
先程も書きましたが、渋谷も歩けば沢山のロケーションを見つけることができます。
ですが、その時に重要なのが人工光です。
暗くなると、至るところにネオンやライトがあるので、
人物と風景のどちらか片方に露出を合わせると必ずどちらかが潰れてしまいます。
それを補ってくれる物を持ち歩ことは必須です。
最後に再び、スクランブル交差点に戻ってきて撮影。
シャッタースピードは15秒。
その間、モデルさんに止まってもらうというのが大変でしたが、皆で頑張りました。
ただ、普通に止まって居てもらうだけだと、どうしてもブレブレになってしまうので、
後幕でありったけの光をぶつけるのがポイントです。
以上が、渋谷のロケーション撮影の様子でした。
ホントに様々な方に協力して頂きながらの撮影でした。
本当にいつもありがとうございます♪
是非、ロケ撮をご希望される方は、お声掛け下さい^^